■Noble Audio FALCON MAX■
最新技術を投入したFALCONシリーズ最新作
▼Noble Audio初採用となる?xMEMS製「Cowell」MEMSドライバー
FALCON MAXは、高域用に新たな音質体験を実現するxMEMS Labs製「Cowell」MEMSドライバーに加えて、低域用に10mm径の大型複合素材ダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド構成を採用。
MEMSドライバーはシリコンウエハーから切り出したシリコン振動板に電圧をかけることで発音させる厚電(ピエゾ)方式のスピーカードライバーです。材質の硬さや軽量さを活かすことで、特に高域の再生周波数帯域が広く、歪みが少ない点に特長があります。?
製造誤差が少ないことから左右の位相特性も優れており、従来製品では難易度が高かった空間表現にも優れています。?
また、リンギングが起きにくくインパルスレスポンスにも優れていることから、ドライバー固有の癖が少ないことでも注目されており、音響チューニングに新たな可能性をもたらすドライバーです。
▼10mm径複合素材ダイナミックドライバー「Dual-Layered LCP Driver」
FALCON MAXは、高域用に新たな音質体験を実現するxMEMS Labs製「Cowell」MEMSドライバーに加えて、低域用に10mm径の大型複合素材ダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド構成を採用。
ダイナミックドライバーにはスーパーエンジニアプラスチック由来のスピーカードライバー用材料として定評のある素材をハイブリッドで使用。高い耐熱性と強度、内部損失性をもつポリエーテルエーテルケトン(PEEK)とポリウレタン(PU)の複合素材層に、高い弾性率と内部損失性を持つ液晶ポリマー(LCP)をコーティングすることで振動板として理想的な特性を追求した、10mm径「Dual-Layered LCP Driver」を採用しています。?
FALCON MAXは、高性能なダイナミックドライバーを採用することで、MEMSドライバーの長所を生かした設計です。
▼Qualcomm製SoC「QCC5171」を搭載 Bluetooth5.3とLE-Audioに対応
FALCON MAXは、従来製品に比べて演算性能を2倍に強化しながら20%消費電力を低減させた、最新世代のQualcomm製SoC「QCC5171」( Qualcomm S5 Sound Platform)を搭載。低遅延・高音質を実現する最新オーディオコーデックに対応するほか、FALCONシリーズ最高クラスの高い接続品質と高効率化を実現しています。
「低遅延」「LC3コーデック」「左右独立」「複数人でシェア」「ブロードキャスト」といった新機能を備えたBluetoothオーディオの新しい標準規格である「LE-Audio」規格にも対応します。
デュアルコア・240MHzで動作するQualcomm Kalimba DSPオーディオプロセッサーを搭載するほか、デュアルコア・最大80MHzで動作し複数のタスクを同時に処理可能な32ビットCPUを搭載。プログラマブルなので将来的な機能拡張にも対応します。
▼もうオーディオコーデックで悩まない LDAC/aptX Adaptiveに両対応
FALCON MAXは、ハイレゾワイヤレス高音質コーデック「LDAC」にNoble Audio製品として初めて対応。 LDACとaptX系コーデックの両方に正式対応する世界で初めての完全ワイヤレスイヤホンです(※1) 。
LDAC接続時は、24bit/96kHzまでのハイレゾ音源の再生に対応するほか、接続優先モード、音質優先モードにも対応します。通信状況に応じて自動的に最適な動作モードを選択する自動モードにも対応します(※2) 。
aptX Adaptive使用時には、24bit/96kHzまでのハイレゾ音源の再生に対応するほか、低遅延が要求されるコンテンツで自動的に遅延を抑えるLow Latencyモード、ロスレスコンテンツ再生時に可逆圧縮でのデータ転送が可能なLosslessモードにも対応します。
あらゆるコンテンツを高音質かつ、低遅延でお楽しみ頂けるのもFALCON MAXの特長です。
※1 エミライ調べ。2023年12月18日時点
※2 別途送信機側での対応、操作が必要です
▼QualcommのSnapdragon Sound認証とJASのハイレゾワイヤレス認証に対応
FALCON MAXは、オーディオ体験の基本となる「音質」「ロバストネス(接続の安定性)」「低遅延」を向上させ、音楽再生はもちろん音声通話やゲーミングサウンドなど全てを高品位化する、Qualcomm社の新たなオーディオプラットフォーム「 Qualcomm Snapdragon Sound 」に対応します 。
また、24bit/96kHzのハイレゾ音源の再生に対応し、アンプ部およびスピーカー部が40kHz以上の再生に対応する所定の条件を満たしたワイヤレスオーディオ機器のみに付与される、日本オーディオ協会(JAS)のハイレゾオーディオワイヤレス認証に、 Noble Audio製品として初めて対応します。
▼リアルタイムでNC効果を最適化 第3世代「Adaptive ANC」に対応
FALCON MAXに搭載されたアクティブノイズキャンセリング機能は、ユーザーの身体の動きや周囲の環境に応じてリアルタイムでNC効果を動的に変化させ快適性や音質を向上させる、第3世代「Adaptive ANC」を採用。
外音を効果的に取り込むフィードフォワード用マイクとイヤホン装着時の外耳道の反響を取り込むフィードバック用マイクを組み合わせたハイブリッド方式により、自然なノイズ抑制が可能で、長時間の利用に適した音の抑圧感の少なさが特長です。 また、“Wizard”ジョン・モールトンによって、ANC有効時、ヒアスルー有効時、ANC無効時と、帯域バランスの変化を極力抑えたチューニングも特長です。
▼自然な外音取り込みへ 「Full-band ambient mode」搭載
Noble Audio製品史上最高レベルの外音取り込み品質を目指して、FALCON MAXは「Full-band ambient mode」を搭載。従来製品よりも広帯域で外音取り込みをすることで、周囲の音がより聞き取りやすくなりました。
FALCON MAXなら、周囲の状況の確認や声の聞き取りなどでイヤホンをつけながらでも、快適に音楽を楽しむことができます。
▼抜群の接続安定性を実現 High Precision Connect Technology 4
接続安定性の高さで定評のあるFALCONシリーズですが、FALCON MAXは、安定の接続品質に変わりはありません。
Qualcomm製最新世代SoC「QCC5171」に加え、内蔵アンテナの位置を最適化することで高い接続安定性を誇るテクノロジー「High Precision Connect Technology」も第4世代へ進化を遂げています。
音楽が途切れてしまうことの煩わしさとはサヨウナラ。いつでも、どこでもいい音をお楽しみください。
製品仕様
ドライバー構成
ハイブリッド型(MEMS+DD)
ドライバー詳細
xMEMS製 Cowell MEMS Driver 1基
10mm径 Dual-Layered LCP Driver 1基
SoC
QCC5171
Bluetooth仕様
Ver.5.3
マルチポイント
対応(2台まで同時接続)
片耳使用
対応
対応コーデック
SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive(24/96, Lossless, Low Latency), LDAC(330kbps, 660kbps, 990kbps, Adaptive), LC3(LE-Audio時)
BLE (Bluetooth Low Energy)
対応
連続再生時間
ANC OFF+音量60%時=約5.5時間
ANC ON+音量60%時=約4.5時間
充電時間
ケース=約2時間以下(USB充電時)、約4時間以下(ワイヤレス充電時)
イヤホン本体=約1.5時間
通話機能
有(aptX Voice、通話時cVcノイズキャンセリング対応)
アクティブノイズキャンセリング
有(適応型)
TrueWireless Mirroring
有
外音取り込み機能
有(適応型)
自動電源ON/OFF機能
有
防水機能(イヤホン本体)
有(IP54)
無線充電機能(充電ケース)
有
低遅延(ゲーミング)モード
有(マルチポイントOFF時)
イヤホン本体重量
約5.5g/個
充電ケース重量(イヤホンを含まず)
約39.5g
付属品
充電ケース/ポーチ/イヤーピース(メモリーフォーム:S/M/L)/充電用USBケーブル/クイックスタートガイド