【彫金師 津雪】(1872-1937)- Tsusetsu -
津雪は、技巧を凝らした細密な立体表現を得意とし美術的価値の高い作品製作を続け、花鳥を主なモチーフとした香合や香炉などを多く残しています。
1872年 富山県生まれ
1913年 帝展出品入選
1916年 ベルギー万国博覧会出品入選
【製作工程】
1. 型どり
原型に接する部分をシリコンゴムで形成したゴム型を作ります。
2. 中子製作
中子(なかご)取りを作り、これに耐火剤を注入して中子を製作。
中子とは中に空洞がある鋳物(いもの)を造るときに、空洞にあたる部分として鋳型(いがた)の中にはめ込む砂型です。
3. ワックス成型
中子をゴム型内に納め、射出成形機にてワックスを圧入します。
4. コーティング
ワックス模型に耐火剤をコーティングした後に、恒温乾燥室にて乾燥します。
5. 脱ロウ(ロストワックス)
コーティングされたワックス模型を加熱・加圧方式にて除去。
6. 焼成・鋳造:鋳型を炉内に入れ、可燃物質を焼却除去するとともに高温のままの鋳型に溶湯(ようとう)を注入します。
7. 仕上げ
高圧水によって鋳型・中子を除去して、熟練工は最終仕上げを行います。
8. 純度99.9%以上の純金を証する品質保証として造幣局「ホールマーク」を打刻。
香炉「菊蓋秋景」の純金製品です。
自然を感じ四季を想い起こさせる香りの世界では、香炉は香を焚く器です。
菊の花の透かしの蓋、側面は日本の秋の景色の風景の装飾を施した細やかな美しい香炉です。
本品は、彫金家「津雪」(つせつ)の制作した作品をもとに高度な精密鋳造技術と熟練の伝統技術を持つ国内一流の製作工房が復元した純金製の逸品です。
本体に作者「津雪」銘。
純度99.9%以上の純金を証する品質保証として造幣局「ホールマーク」を刻印。
ホールマークは、日本の造幣局の証明であることを示す日本の国旗「日の丸」の画像とひし形の中に金の品位(純度)を1000分率で表す数字を組み合わせた記号。
太古から稀少性の高いGOLDは世界に通用する資産価値の高い貴金属であり、ひときわ輝きを放つ美しい光沢のある黄金色の輝きは豊かさと永遠の象徴です。
上質の桐箱に納めてお届けします。
【サイズ】高さ 8.5cm 幅 7cm 奥行 7cm
【重 量】本体:約730g
【材 質】24金製
【作 家】津雪:原型制作
【製造国】日本