美味いコーヒーを求めて北信州・小布施町へ
おでかけセレクトではお買い上げいただいたお客さまにノベルティをつけてお届けしています。以前、ドリップバッグコーヒーをお付けしている時期がありました。その頃の話です。ハイグレード版のノベルティを作ろうということになりました。コーヒーが大好きな私、バイヤー岡本です。「せっかくなら信州の美味しいコーヒーを全国のお客さまに味わってほしい」と考えました。腕の良い焙煎者探しを始めたのです。
県内の焙煎所をリサーチする中で1件の焙煎所が気になり、直接伺うことにしました。当店がある佐久市から高速道路を使って片道1時間ちょっと、長野県の中心、長野市から少しはずれた小布施町です。小布施町、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。信州の小京都と言われる、名産の『小布施栗』が有名な信州の人気観光地です。予約困難なモンブランの栗菓子屋さんなどがSNSでも話題です。ちなみに小布施栗は江戸時代、将軍への献上品だったそうです。
古民家カフェみたいな焙煎所で見つけた一杯
町の中心部は古い町並みを残しながら上品さを加えた、まさに小京都の雰囲気です。2車線とはいえ国道にしてはちょっと狭い道路を多くの観光バスが行き交っています。その観光バスの間を縫いながら進み、Googleマップで指示された場所までたどり着きます。その名はマルテ珈琲焙煎所。森の中に佇む古民家カフェのようです。店前にはその場でコーヒーを楽しめるテラス席が。入口は蔵にあるような重みのある引き戸です。隠れ家的で厳かな雰囲気が伝わります。ドキドキしながらお店の中に入ります。
棚にはいろんな種類の豆が行儀よく並んでいます。そして今回お目当てのドリップバッグコーヒーがディスプレイされています。その中からオリジナルブレンドのものをいくつかチョイスして購入し、お店をあとにしました。家に帰って飲んでみたそのオリジナルブレンドが美味しくて、迷うことなく「マルテ珈琲さんにお願いしたい」となりました。すぐに連絡を取りました。希望をお伝えし、いくつかサンプルを考案いただく流れとなりました。
ついにオリジナルブレンドが。そのお味は…
後日、再度マルテ珈琲さんを伺います。例のテラス席を準備いただきました。焙煎士の鈴木さんから最初に以下のように説明いただきました。「上品さを醸し出すため、なるべく雑味を出さないようあえて粗挽きにしました。」「その分たっぷりの豆、一般的なドリップバッグの1.5倍を使います。」「これは一方で、一般のお客さまが淹れることを想定し、マグカップでも満足できる粉の量でもあります。」また実際に淹れる際にも、不特定多数のお客さまが淹れる想定で、あえて雑な淹れ方をされます。「鈴木さんは、最終的にお飲みになるお客さまのことを想像しながら全て考えられている。」「鈴木さんにお願いしてよかった。」と、心の底から思えた瞬間です。そしてテイスティングです。3つのレシピを用意していただきましたが、その3つ目に衝撃が走ります。今まで飲んだことがないほど上品なコーヒー。まるで紅茶。そう思わせるほどエレガントな味です。それでいてしっかりとコーヒーの旨味を引き出している。「これがだんだん冷めてくると、ブランデーみたいな味わいに変化しますよ。」ほんとにブランデーになりました。「これしかない!」
ひだまりの町から全国に届けたい
私達はその素敵なコーヒーに「ひだまりブレンド」と名づけました。ひだまりのように優しい味。ひだまりの下で味わってぽかぽかするコーヒー。そして、私が住む長野県御代田町やおでかけセレクトの佐久市は年間を通して日照時間が長く、ひだまりのような町です。そのひだまりの町から全国にお届けするコーヒーにぴったりのネーミングとなりました。当初、ハイグレードのノベルティとして検討していました。ですが、この素晴らしいコーヒーをノベルティという日の当たらないポジションだけで終わらせるのは残念すぎます。というわけで、発売することに決定いたしました!「ひだまりブレンド」であったかい気分に。そしてあったかい時間にしていただけると嬉しいです。
マルテ珈琲焙煎所の焙煎とブレンド
焙煎にはコーヒー豆ごとに最適な火力や排気操作があり、その過程に後戻りやリカバリーはありません。一年を通じて緩やかに変化する気候にあわせて焙煎機を調整しながら、コーヒー豆に寄り添うように最小限の操作で焙煎していきます。
ブレンドは、まず作り出す味を決めた後、それに向けてコーヒー豆の選定と焙煎の深さ、配合を決めていきます。ストレートでも使用している品質の高い豆のみを使用して、ストレートでは出せない味を作り出します。ブレンドするコーヒー豆はそれぞれ最適な火力や焙煎の深さも異なります。そのため、ブレンドはすべてアフターミックス(焙煎後にブレンドする方法)です。
ドリップバッグの製造について
マルテ珈琲焙煎所のドリップバッグは、焙煎した新鮮なコーヒー豆を製造直前に挽き、酸化防止のため窒素ガスを充填しています。包装は遮光性のあるアルミフィルムを使用して劣化の原因となる光りを遮断することで長く品質を保ちます。
焙煎人【鈴木芳彦】氏より…
…ひだまりブレンドは柔らかな苦味を作る中深煎りコロンビア(カスティージョ)、フルーティでクリアなモカ、洋酒のような風味のグアテマラ(ナチュラル)でブレンドしています。
中でもグアテマラ(ナチュラル)はグアテマラでは珍しい精製方法で非常に個性的なコーヒーです(グアテマラではウォッシュトが主流です)。
代替するのが難しいコーヒーなので通常、通年でご提供するブレンドには使用しませんが、今回は特別な一杯を作るためにあえて使用しました。
個性がかなり強いのでブレンドに使用する際の割合がとても重要になります。
割合が多ければ「ほぼナチュラル」の味になってしまいますし、少なければ特別感が感じられません。
ひだまりブレンドは柔らかな苦味と甘味、ほのかに感じるフルーティさが魅力のブレンドですが、冷めてくると徐々に洋酒のような雰囲気が感じられます。
その変化を作り出すためにグアテマラ(ナチュラル)の割合にとても気を使っています。
くつろぎ時間にゆっくりお楽しみいただければと思います。
マルテ珈琲焙煎所について
マルテ珈琲焙煎所は、静岡県磐田市に大正5年に創業した「マルテ製茶」の屋号を引き継ぎ、平成27年9月に長野県小布施町で創業。小布施町のメインエリアから少し奥まった静かな緑の中にある築120年以上の土蔵で焙煎・ブレンドしています。日本茶とコーヒーでは原料も製造方法も異なりますが、日本茶のように気軽にコーヒーを飲んでいただきたいと考えております。
品名
レギュラーコーヒー(粉:中挽き)
原材料名
コーヒー豆(生豆生産国名:エチオピア、コロンビア、グアテマラ)
内容量
12g(1杯分)×5個
賞味期限
半年以上(個包装に記載)
保存方法
高温多湿を避け、涼しいところに保存
使用上の注意
開封後はお早めにお召し上がりください。
販売者
株式会社おでかけセレクト
長野県佐久市瀬戸1408-1
製造所
株式会社ピーエスアイ
東京都大田区東糀谷1-21-4 MSビル1F
焙煎者
マルテ珈琲焙煎所
長野県上高井郡小布施町小布施788