【ニオイとは?】
ニオイとは「大気中に浮遊する分子量が300以下の主に有機物で、水および脂質にある程度の溶解性がある物質、既存の有機物約200万種のうち1/5の約40万種にニオイがあるとされています。
このように、私たちの周囲にはニオイがあふれています。草花や工場のニオイ、住まいや食べ物のニオイ、私たち自身のニオイなど、普段から無意識のうちにニオイに囲まれ生活しています。
私たちはニオイを「一つの物」と捉えがちですが、実際には色々な物質が混ざり合っています。ニオイ物質は混ざり合うことで違うニオイになったり、強く感じたり、打ち消し合いほとんど感じなくなったりします。また、ある人にとつては心地よいニオイが他の人には不快に感じるということもあります。身近にありながらも捉えることが困難で、世界共通の単位がないもの。それがニオイです。
型式
ポータブル型ニオイセンサ XP-329IIIR
測定対象
各種香気・臭気成分
採取方式
マイクロエアポンプによる自動吸引式 吸引流量400±150ml/min
測定原理
高感度酸化インジウム系熱線型焼結半導体センサ
表示方法
LCDデジタル表示[64×128ドットマトリクス]
(測定値、測定モード、動作状況、電池レベル、データメモリ数、センサ出力バーグラフメータ、通信チャンネル内容等)
測定モード
モニタリングモード・バッチモード
測定(検知)範囲
レベル表示時:0から2000
※センサ出力バーグラフメータ左から2番目のドットでゼロベースセットした場合
臭気指数表示時:0から(40)[レベル表示の2000相当値まで]
繰返し再現性
測定値±5%±1digit(レベル表示、同一条件下にて)
応答時間
90%応答 20秒以内(校正臭気にて)
外部出力
アナログ出力
レベル表示時:0000から2000に対し、DC0から200mV(表示1に対し0.1mV)
※ただし、OVER LEVEL時は約204.8mVを出力
臭気指数表示時:00から40に対し、DC0から200mV(表示1に対し5mV)
※ただし、OVER 40時は約202.5mV、OVER LEVEL時は約204.8mVを出力、臭気指数40未満でOVER LEVEL時は画面遷移直前の臭気指数×5+2.5mVを出力
デジタル出入力
RS-232C 表示値をそのまま出力(ASCllコード)
※ただし、OVER LEVEL時は「****」、OVER 40時は「**」を出力
外部出力端子
アナログ出力・デジタル入出力ともにDINコネクタ
データメモリ容量
モニタリングモード:最大8,188データ バッチモード:最大4,095データ
使用温湿度範囲
温度: 0から40℃ 湿度:10から80%RH(結露なきこと)
保管温湿度範囲
温度:-10から50℃ 湿度:最大70%RH以下(キャリングケースにて保管、結露なきこと)
外形寸法
W84×H275×D40mm(突起部除く)
重量
約640g(電池含む)
電源
単3形アルカリ乾電池4本/付属専用ACアダプタ(AC100V)
連続使用時間
8時間以上(アルカリ乾電池、常温常湿、切換スイッチAir表示側で吸引状態にて)
※電池電圧表示及び電子音による電池寿命警報機能付き
標準付属品
活性炭フィルタ、ドレンフィルタ、吸引アタッチメント、チューブ用口金、ACアダプタ、キャリングケース、コネクタ付出力ケーブル、コミュニケーションパック(CD)、単3形アルカリ乾電池4本、テフロンチューブ、活性炭2パック、フィルタエレメント(10枚)2セット、臭気指数変換テーブル作成マニュアル
<特長>
・『レベル表示』と『臭気指数(相当値)表示』の2つの表示方法が簡単に切替え可能
ニオイの強さを「0000」から「2000」のデジタル数字で表す『レベル表示』と、嗅覚測定の臭気指数に相当する数値を表す『臭気指数(相当値)表示』の2つの方法で表示します。(表示方法は測定中常時切替え可能です。)
・オリジナルの臭気指数(相当値)変換を実現
指数変換テーブルに測定数値を入力し、お使いの場所に合わせた臭気指数(相当値)を割り出すことができます。
・独自の高感度センサ搭載で高精度測定を実現
当社独自の高感度酸化インジウム系熱線型焼結半導体式センサを搭載しているので、微量なニオイをとらえることができ、また再現性に優れています。
・データメモリ機能搭載
機器に蓄積されたデータを専用ソフトでパソコンに取り出すことができます。
・測定モードの切替えが可能
リアルタイムに測定値を表示する「モニタリングモード」と1分間のピーク値を表示する「バッチモード」の切替えが簡単に行えます。
・センサの経時変化によりメンテナンスを要する場合は、暖機運転終了時に『READY(High Level Base)』と表示。