モデル
POLO JP
スタイル
ワンピースカラー(襟腰4.0cm/衿羽根6.5cm)
素材
コットン41% モダール32% アクリル27%
(Carlo Bassetti社製STOCCOLMA100)
生地
絶妙な落ち感があるカシミヤタッチのコットンモダールフランネル
シーズン
秋冬
色
オフホワイト(1A)
まるでカフェラテの泡のような、ほんのり色づいた上品なホワイト(いわゆるオフホワイト)になります。
ディテール
・3つ釦プルオーバー
・シェルボタン(手縫い鳥足ボタン付け)
・ワンピースカラー
・プラケットフロント
・前立て手縫いカンヌキ止め
・シングルラウンドカフ
・剣ボロ手縫いカンヌキ止め
・手縫いによるイセ込み×後付け袖
・共地三角形ガゼット(手縫い)
付属品
ブランドタグ、予備ボタン
原産国
イタリア
参考価格
39,000円 + tax
ギフト
ラッピング対応可
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南イタリアの手縫い文化を継承する。美しく気品のあるナポリシャツ
一時代を築いたナポリシャツですが、年々衰退の一途をたどっており、工場に生地が入って製品となって出荷するまでを一貫して行っているファクトリーは数えるほどになってしまいました。そんな中にあって、南イタリアの手縫い文化を継承し、当時と変わらないシャツ作りを貫いているのが、1953年に設立されたイタリア・ナポリの老舗カミチェリアMaria Santangelo(マリアサンタンジェロ)です。当初は有名メゾンの下請けファクトリーでしたが、近年オリジナルブランドを強化しており、ハンドワークを駆使した美しく着心地の良いシャツが世界中で高い評価を得ています。有名メゾンのOEMで培ってきた技術力は確かなものがあり、美しい襟やカフスなどに見られる柔らかな曲線、運針の細かさ、完璧な柄合わせなど、細部にわたって細やかな仕事が見られ、その着心地の良さは一度着用すると忘れられなくなるほどです。
創業者でありカリスマシャツ職人でもあるマリア女史は、祖母の代からシャツ作りに携わっており、忠実にその伝統を守っている一人です。70歳を過ぎてなおメガネもかけず、大型の機械に頼らず生地をカットするその姿は惚れ惚れするほど。その技術を受け継いだ子供たちと約30名の職人によって運営されている、ナポリシャツ最後の砦ともいえる稀有なブランドです。
秋冬素材で新登場!軽妙洒脱なフランネルプルオーバーシャツ「POLO JP」
ナポリの老舗カミチェリア、マリアサンタンジェロ。ここ数年ニットやカットソーに押され気味だったシャツですが、徐々に復活の兆しを見せており、新たなシャツブランドを探していたところ、私のバイヤー人生の中でボレッリ、フィナモレ以来の衝撃となるこのブランドに出会いました。熟練したシャツ職人の手仕事が施された所謂ナポリシャツなのですが、ボレッリやバルバ、フィナモレといった既存ブランドとは違い、創業者が女性ということもあってラテンな色気は控えめで、どこか繊細で品のある色気が漂っています。作りも実に丁寧で、運針の細かさはもとより、ハンド箇所にもムラが無く女性ならではの気配りが随所に感じられます。仕入れの際、マリア女史の息子で現社長のヴィンチェンツォ氏と話をする機会がありましたが、伝統的なシャツ作りを大切にしていることがひしひしと伝わってきました。ナポレターノはイケイケの御仁が多く正直ちょっと苦手だったのですが、ヴィンチェンツォ氏は物静かで穏やかなところに好感を覚えました(笑)。とにかく作りが良く、見た目や着心地も申し分なく、そのうえ価格も控えめという、今どき珍しい自社一貫体制を貫いているナポリシャツブランドです。この価格帯でこれほどの品質のナポリシャツは他にはないと断言できます。
ご紹介するのは、マリアサンタンジェロの夏の風物詩となっているロングセラーモデル「POLO JP(ポロJP)」です。その人気の高さから、今季より秋冬素材でも展開されることになりました。当店では普通のシャツ生地ではなく、シャツアウター用の少し厚手の生地(絶妙な落ち感があるカシミヤタッチの三者混フランネル)をセレクトし、玄人受けしそうな一枚に仕上げました。
モデル名のとおり日本のリクエストで開発された同モデルは、最近じわじわきているプルオーバーシャツ(被りタイプのシャツ)になります。イタリアのリゾートシャツとして有名なカプリシャツによく似ていますが、カプリシャツが七分袖なのに対し、POLO JPはカフ付きの長袖になっているところに違いがあり、リゾート感が控えめでタウンユースでも使いやすくなっています。脱着しやすい身幅にゆとりのあるシルエットを採用していますが、肩幅がレギュラー設定になっているのでだらしなさがなく、リラックスしつつも大人らしくきちんと着こなせます。身体とシャツの間に生まれる余白が絶妙で、ふんわりと空気をはらみ、このシャツをよりいっそう優雅に見せます。この計算されたゆとり量は日本企画ならではですね。実によく考えられています。裾をパンツアウトしてもお洒落に決まる着丈のバランスも秀逸です。
肝心の衿型は、やや小ぶりのワンピースカラーになります。一見するとワイドカラーのようですが、よく見ると襟と台襟の切り替えがない、つまり襟が一枚の生地で出来たワンピースカラーになっています。台襟がないため襟に柔らかい表情が生まれ、絶妙なリラックス感を演出できることがこの衿型の魅力です。通常よりもソフトな衿芯を用いることで襟全体にふくらみを与え、いかにもナポリシャツらしい色気のある表情を滲ませているところが技ありです。それでいてこてこてのナポリシャツっぽくならない理由は、襟羽根が短くモダンな印象を与えるから。さらには襟の上面に極薄の接着芯を貼ることでクリーンな表情に仕上げているからです。神は細部に宿ると言いますが、本当にその通りで、このちょっとした工夫が大きな違いを生んでいます。
手縫い箇所は、全部で5箇所(袖付け、ボタン付け、裾脇ガゼット、剣ボロと前立て付け根のカンヌキ)です。熟練したシャツ職人の手縫いによるたっぷりとイセ込んだ肩と、身頃に対して袖が自然に前に出るように縫い付けられた後付け袖は、ハンドメイドでしか実現できない特別なディテールです。これらによって腕の可動域が自然な形で確保されているため、ちょっとびっくりするくらい着心地が良く、また胸や脇下に不自然なシワが寄らず美しさが際立って見えます。ナポリシャツ特有のザンパテグリアートと呼ばれる鳥足ボタン付けも見逃せないポイントです。
テロンとした落ち感が絶妙。カシミヤタッチの三者混フランネル「STOCCOLMA100」
使用されている生地は、イタリアの名門ファブリックメーカーCarlo Bassetti(カルロバセッティ社)が手掛けるSTOCCOLMA100(ストックホルム100)という名称のフランネルです。コットン、モダール(レーヨンの一種)、アクリルの三者混素材から紡がれた細番手糸を綾織りにしたこのフランネルは、ブラッシュド加工を施すことで表面を繊細に起毛させて温かみのある表情に仕上げた少し厚手の生地になります。繊細な起毛によってもたらされるカシミヤのような上品な風合いと滑らかな肌触りが特徴で、手にした瞬間に品質の高さを実感できます。ぱっと見は従来のコットンフランネルとさほど変わりませんが、木材パルプから作られるモダールの混紡によってテロンとした落ち感が与えられているため、着用した際に美しいドレープが生まれます。ふんわり柔らかいのにテロンとしていて滑らかという、一見矛盾した新感覚の素材になるとお考えください。もちろん自宅で洗濯(水洗い)可能。ケアが容易です。
サイズ表SIZE
表記
肩幅
裄丈
胸幅
胴囲
袖丈
着丈
S
43
87
56
51
64
73
M
45
89
59
54
65
74
L
47
91
62
57
66
75
XL
48.5
92
64
59
67
76
※ 裄丈は背面ネック中心から肩山を通って袖先までを採寸した数値になります。
※ 胴囲はもっとも細い部分を採寸した数値になります。
※ 着丈は襟を含めずに採寸した数値になります。
(単位: cm)