茶師は毎日、ロープウェーに乗って雲の上の茶園へと向かいます。
彼の意気込みが感じられる梨山烏龍茶は濃厚なバニラの香りを持っています。更に果物系の甘味と青さ、コク、心地よい程度の渋みはボディ感のある力強い味わいを生み出しています。
梨山烏龍茶は生産量が少なく、近年梨山を封鎖しようという動きが見られます。お早めにお試しください。
1) 茶葉5gに対し、200ml程度の熱湯を使用します。
2) 100度の熱湯を茶葉を入れた急須に注ぎます。
3) お茶を急須から出しきり、カップに注ぎます。
4) 1煎目=1分、2煎目=1分30秒、3煎目=2分、3煎目=3分、4煎目5分を目安に抽出して下さい。
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烏龍茶【梨山烏龍茶】20g
前人未到!天空の茶園で生まれた奇跡の香り
【生産地】 台湾 梨山
北は台北から南はピートンまで、台湾はどこでもお茶が作れます。
しかし、生産量が1番少ないのは台湾中心の「梨山」で作った梨山烏龍茶だそうです。
梨山は海抜が高く、昼と夜の温度差が激しく、年がら年中濃い霧で覆われています。
お茶の木を育てるのには絶好の環境ですが、午後になると霧が立ち易く、日光萎凋(太陽の下で茶葉をしおれさせ、酸化発酵を促すこと)のタイミングを掴むことが極めて難しいのです。
どんなに良い自然環境でお茶作りをしても、日光萎凋が不十分だと、青臭さの強いお茶になってしまいます。また、2400メートルもの高海抜になってくると、運の悪い年には、新芽が凍傷を負ってしまうこともあるんです。
茶師は毎日、ロープウェーで茶畑へと向かいます。思わず目を覆ってしまう程の、過酷で危険な通勤!1999年の大地震では多くの茶農家の方々が命を落としています。
それ以来、茶農家の方達の人命を守る為と、美しい梨山を枯れさせないようにとの配慮から、山を封鎖しようという意見が飛び交っています。
しかし、それでも茶師は梨山を目指します。なぜならそこに、求めている最高の香りがあるからです!
回回回 テイスティング 回回回
茶葉の袋を開けたとたん、カラカラに焼いたアーモンドの香りが、甘く、香ばしく鼻先にぶつかってきます!「早く飲んでおくれ!」茶葉はそういわんばかりに、ごろんごろん香りをふりまきながら力強く転がって参りました!
黄みの強い茶葉は、発酵度の低いことを証明しています。
加工していない茶葉そのものに強い香りとパワーが宿っている為、発酵、焙煎は極力軽くし、茶葉独自の良さを最大限引き出しているんです。
旨味成分が抽出された茶湯は、まるでオイルが溶け出したかのような感触です。水面には火であぶったバターのような濃厚なバニラの香りが浮かんでいます。
茶湯が口に入る直前、そのオイルのようなバニラの香りが、余りにも心地よくって気が遠くなりそう・・・。口へ入ると、リンゴや梨等の果物が持つような甘味が、「ボッカーン!」と爆発します!
それから新鮮な野菜を思わせるような青さが広がって、喉元を通過する時にはミルクのように濃厚な「コク」を感じさせてくれるんです。
この衝撃にくらっとする頃に舌先から感じる渋み。この適度な渋みが甘い香りを一層引き立て、奥行きの深さ、味わい深さを感じさせてくれます。
最後、茶杯に残った、狂おしい程甘く切ない香り・・・。
助けてくださいっ!この茶杯から離れることができないんです・・・!