【BUZZ RICKSON'S/バズリクソンズ】の「Type A-2”CONTRACT No. W535 AC-23380 ROUGH WEAR CLOTHING CO.” 451st BOMB.SQ.-MISTER PERIOD TWICE-」になります。
”CONTRACT No. W535 AC-23380 ROUGH WEAR CLOTHING CO.”の 451st BOMB.SQ.-MISTER PERIOD TWICE-カスタムモデルです。
A-2のコントラクターでも生産性のある工場背景を持っていたラフウェア社。
計5回の納入を果たした同社のこのモデルは1942年契約の4番目にあたる。
米陸軍航空隊は1942年の途中から“プロパティー・エアフォース”の表記を義務付けしたため、2枚のラベルを重ねて縫い付ける、所謂2段ラベルが特徴となっている。
また、台襟の付いた大型の襟などラフウェア社らしい迫力のあるフォルムを持っている。
このジャケットに使用している革は、イタリア産の原皮を樹皮から抽出したタンニン槽に漬け置きし、濃度を変えながらゆっくりと時間を懸けて鞣されている。
丹念に鞣された後、職人の手によってシールブラウンのアニリン染料が擦り込まれている。
多少の色むらがあるのは手作業ならではの証であり、革の愛好家からも好まれる仕上げである。
アニリン染料で仕上げた革は、ラッカー仕上げと比較すると色に透明感があるため、使用感や経年変化で革自体に表情が出やすいのが特徴。
渋液と染み込んだ染料が革の奥底に宿るこのジャケットは着用毎に表情が磨かれる。
1942年6月に編成された第451爆撃飛行隊は、B-26”マローダー”(略奪者)を受領し、第二次大戦中は英国上空の任務に従事した。
このB-26は同時期に開発されたB-25”ミッチェル”より高速性能などで勝っていたが、操縦の難しさから事故が多発し、兵士達からは皮肉にも”マーダラー”(人殺し)と皮肉られ嫌われていた。
部隊章にキャラクターを用いているのは1940年代から1950年代にかけて多く見受けられ、1950年代後半に入ると部隊章の一部にデザイン変更が行われ、その際にキャラクターの姿が徐々に姿を消していく。
キャラクターを起用したスコードロンパッチは希少であり古き良き時代を映し出している。
背面に描かれた「終止符を二度打つ」とは、敵国の息の根を止めると言ったニュアンスで、B-26が疾走感に溢れた構図で描かれている。