ジョアン・ミロがリトグラフの版画で制作した抽象画の絵画「ジョアン・ミロ リトグラフ・2」は、1975年に制作されたリトグラフの版画です。
このリトグラフの版画は13種類のリトグラフの版画からなる「ジョアン・ミロ リトグラフ・2」のシリーズの中の一作です。
このリトグラフの版画「ジョアン・ミロ リトグラフ・2」のレゾネナンバーは、#1038です。
レゾネナンバーとはその画家の総目録で、ジョアン・ミロの制作した全てのリトグラフの版画の中で1038番目の作品という意味です。
レギュラーエディションは150部、ローマ数字バージョンが80部、その他に僅かな数のEA(作家保存版)とHC(非売品)が制作されました。
本作品は80部制作されたローマ数字バージョンです。
なおこのリトグラフの版画の制作は「貴族たちの工房」と呼ばれ、ピカソやシャガールも常連だったあのムルロー工房です。
ジョアン・ミロのカタログレゾネ(版画集)に、このリトグラフの版画は掲載されていますので、そのコピーを上部に掲載しております。
このリトグラフの版画は制作されてから、45年以上経過していますが、保存状態は完ぺきでシミや焼け、波うち、色落ちなど一切ありません。
ちなみに額は新品です。
ジョアン・ミロ プロフィール
1893年
スペインのバルセロナに生まれる。
両親から譲り受けた近郊のモントロイドの農場に住む。
1912年
フランシスコ・ガリ美術学校に入学する。
1924年
ブルトン、アラゴン、エリュアールらの詩人たちと知り合い、シュール・レアリストの一員となり、シュールレアリスム運動に参加する。
1937年
パリ万国博覧会のスペイン館のために壁画を制作する。
1941年
ニューヨーク近代美術館で油絵の絵画の回顧展が開催される。
1954年
ヴェネツィア・ビエンナーレで国際版画大賞を受賞する。
1959年
ニューヨーク近代美術館、ロサンゼルス美術館で油絵の絵画の回顧展が開催される。
ユネスコ本部の壁画に対しグッケンハイム財団国際大賞を受賞する。
1962年
パリ市美術館で油絵の絵画の回顧展が開催される。
1966年
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館で油絵の絵画の回顧展が開催される。
1976年
スペインのバルセロナに「ジョアン・ミロ財団現代美術館研究所」を開設する。
1983年
マジョルカ島のパルマで死去。
オートマティスムの絵画の手法により、幻想的な画風を通過し、オブジェやコラージュも手掛ける。
第二次世界大戦中の連作「星座」にみられるように、「星」、「女」、「鳥」などの象形文字に似た形象を駆使して、子供のような無心さの横溢する絵画の画面をつくりだした。
ジョアン・ミロの油絵の絵画やリトグラフの版画作品と生地、カタロニアの風物とが深く密に結ばれていることは、よく指摘されるところである。
2度目の来日の際に、瀧口修造と詩画集を合作している。